「他力本願である」こと
綺麗に痩せた人のアドバイスを聞くとか、代謝を上げるための施術を受けるとか、助けてもらうのはいいんです。
ただし、丸投げは感心しません。
綺麗に痩せて、さらに体型を保っている人というのは、誰かの手助けや応援だけでなく、自身でも相当な努力をしているはずです。
もしかすると、それだけで痩せるという魔法のような技法があるのかもしれません。
でも、それを辞めた途端に、体型は元に戻ってしまうでしょう。
下手をすると、気がついたら元より太っていたなんてことも多いはずです。
また、「あの方法があるからいいや」「ダイエットなんていつでもできる」というような、甘えがでてくるのではないでしょうか。
結局、楽をして得た物は容易に無くなるということなのです。
宝くじに当たったほとんどの人が、当たる前より貧乏になるのとよく似ています。
これは私の師匠がよく言っている言葉ですが、「人生は等価交換」です。
何かが欲しかったら、何かを差し出す必要があります。
他力本願な人は、何も差し出さずに都合よく貰おうとしているのと同じです。
それぞれの人が今の体型であるのは、明確な理由があります。
引き締まった体型の人は引き締まった生活を、だらけた体型の人はだらけた生活をしているのです。
生活習慣は100%、見た目に現れます。
今の自分の体型に納得していない人は、他力本願をやめて自分に何ができるか、行動を起こすことが重要です。
生活習慣を変えることができるのは自分だけですから、小さなことからでも改善していくとよいでしょう。