病気にかかる原因

「病は気から」とはよく言いますが、病気というのは、その人の心の持ちようによって発症します。

現在では、例えばどこかに痛みがあれば鎮痛剤を服用したり、湿布や軟膏を塗布します。

このような方法は対症療法であり、体が治るのを待っている間、痛みを紛らわしているだけなのです。

もちろん症状が重篤になってしまえば、外科手術などで原因を取り除くといった、対症療法は絶対に必要です。

しかし、何より大事なのは、まず病気にならないことではないでしょうか。

それに大きく関わるのが言うまでもなく、その人の生活習慣です。

食生活や生活のリズムなどの諸々の原因が重なって、その人の最も弱った部位が病気となります。

その生活習慣を作りだしたのが、心の持ち方、考え方なのです。

現状の世の流れは、西洋医学的な対症医療にかなり偏っている印象です。

多くの方が、通院ごとに強い薬を処方されたり、薬の数が増えたりといった状況です。

「薬を一生、飲み続けなければならない」ということは、薬を飲んでも治らないということであり、症状を抑え込んで、ごまかしているだけなのです。

ここで理解していただきたいのは、病気を治すのは、その人自身の体の自然治癒力であり、医師や薬ではないということです。

これらの点については、むやみに薬を欲しがったり、自分の病気なのに医師に丸投げしてしまう患者側にも問題があるのかもしれません。

実際に当院の患者様も、「自分で何とかしよう」という気概のある方は、経過は早く良くなります。

西洋医学と東洋医学に共通している考え方は、全ての病気は血液が原因であるということです。

そして、その血液の循環を司るのが自律神経です。

この自律神経が、「病は気から」の「気」のことで、この「気」こそ「心」なのです。

「心」と聞くと、心臓をイメージする方が多いのですが、実際は思考のことなので、脳や脳からつながる自律神経を指します。

このようにひも解いていくと、病気の原因は悩みやストレスといった心因性の要素が大きいということになります。

誰でも生きていれば、心の問題にぶつかりますが、その問題を大きくするか小さくするかは、その人の受け取り方で変わります。

そういった意味で、「適度なストレスで生きる」というのが、病気に対する最高の予防法となるのです。

いざ病気になってしまったとしても、それは「生活習慣を見直しなさい」という身体からの警告です。

生活習慣を改めるきっかけになったのであれば、病気もそう悪いことではないかと思います。