ニーチェの哲学

私の痩身プログラムは心理学、栄養学や解剖生理学だけでなく、いわゆる成功哲学の要素も多く含んでいます。

また、がっつり純哲学も好きだったりします。

特に、ニーチェ。

最初は本棚にあるとカッコいいなという程度でしたが、今ではすっかりカブれています。

ニーチェに興味があるという方でも、実際にいきなり直訳を読んでも、哲学用語が多すぎて難解かと思います。

予備知識がないと、全く理解できないかと思いますが、最近は分かりやすく口語訳した解説書も多数あり、そこから読み進めていくとよいでしょう。

で、ニーチェを読むにあたって、事前に知っておくといいであろうキーワードがあります。

「神は死んだ」「ルサンチマン」「ニヒリズム」「超人」「畜群」「遠近的思考法」「力への意志」等々。

「神は死んだ」というフレーズは有名ですね。

ニーチェはイエス・キリストは大好きでしたが、キリスト教は大嫌いでした。

というのも、現在のキリスト教は、イエス・キリストの教えを自分たちに都合よく解釈していると考えているからです。

本来、弱い者はそこから脱出するために努力をしなさいというのが、イエス・キリストの教えであり、「強い者は悪で、弱い者が善」という価値観を植え付けたのがキリスト教だと、言っています。

ここでいう「神」とは世間一般で当たり前とされている真理や価値観のことです。

時代は常に変化していて、これまでの真理、価値観も常に変化していきます。

また、個々人によっても、真理、価値観は違うはずです。

そういった意味での「神は死んだ」なのです。

いつの時代も、人は自分が真実だと思いたいものを真実だと認識します。

だから、真実なんて存在しない。

個々によって、真実だと解釈する物だけがあるのです。

キリスト教の基本的な教えは弱者救済です。

これをニーチェは特に激しく批判しています。

例えば、「お金を儲けることは悪いこと」という世間一般の道徳です。

自分が金持ちになる努力をしないで、「金持ちは悪い人だから、いずれ不幸になる」という妄想で復讐しているのです。

何かに成功して、事をなしたという人を羨ましいと思った時には、その人の努力してきた背景を見ることです。

その人と同様の努力ができるか。

それができないから、僻んでいるだけではないか。

このような、弱者の思想を「ルサンチマン」と言い、捻じ曲げられたキリスト教の教えをニーチェは憎んでいるのです。